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疾風のように
 大空という名の海原を高速で滑空する蒼い稲妻。スカイマスター ハヤテ、マスターフォースのリーダーである。
 彼は、休暇が与えられた日には、波を探しに出かける。未だ人類が到達できないミクロマンだけの海へと。

 現在、M.I.C.R.技術部によって量産型のサーフランブラーの開発が行われている。だが、これは、対アクロイヤーの装備ではなく、競技用としての器具である。安定性を高めるために、サーフランブラーと違い、一般のサーフボード・スノーボードのような縦長になったのが大きな変更点だ。
 ハヤテによるモニター試験もまもなく終わり、競技用サーフランブラーが完成する日も近い。
 大空を高速でアクロバティックに飛ぶサーフランブラーは、ミクロマン社会におけるスポーツの一つとして根付いていくことだろう。


 そして、遙か未来...
 人類が開拓した惑星で、この競技用サーフランブラーを模して作られたボードを使ったスポーツが発明される。トラパーという粒子の波に乗るスポーツ、リフ。
 でも、これはまた別のお話...
■使用フィギュア

MF2−01
ミクロマン マスターフォース
スカイマスター ハヤテ