大空という名の海原を高速で滑空する蒼い稲妻。スカイマスター ハヤテ、マスターフォースのリーダーである。
彼は、休暇が与えられた日には、波を探しに出かける。未だ人類が到達できないミクロマンだけの海へと。
現在、M.I.C.R.技術部によって量産型のサーフランブラーの開発が行われている。だが、これは、対アクロイヤーの装備ではなく、競技用としての器具である。安定性を高めるために、サーフランブラーと違い、一般のサーフボード・スノーボードのような縦長になったのが大きな変更点だ。
ハヤテによるモニター試験もまもなく終わり、競技用サーフランブラーが完成する日も近い。
大空を高速でアクロバティックに飛ぶサーフランブラーは、ミクロマン社会におけるスポーツの一つとして根付いていくことだろう。
そして、遙か未来...
人類が開拓した惑星で、この競技用サーフランブラーを模して作られたボードを使ったスポーツが発明される。トラパーという粒子の波に乗るスポーツ、リフ。
でも、これはまた別のお話...
|