みんなー、こんにちは。
あたし、エルザ。亜苦露小学校に通う小学3年生の女の子。
クラスのみんなは、いつもあたしのことを「運がイイね」って言うの。福引きで1等当てたり、じゃんけんに必ず勝ったり、宿題忘れた日に先生が休んだり
etc...
でもね、これには秘密があるの。実は、あたし、魔法が使えるんだよ!
ある日、学校から帰る途中にお腹を空かせた子猫を拾ったの。
おうちに帰ってミルクをあげたら、その子猫、ポワンと煙に包まれて、アクロパンサーに変身しちゃった。
そしてね「あなたは夢の国・シルバーランドの王女様です。この地球で起こる悪いことはシルバーランドにも影響するから、王女様が地球を悪の手からお守りください」なんて言うのよ。
小学3年生のあたしに正義の味方なんて出来るわけないじゃないってアクロパンサーに言ったら、パンサーの背中から銀のバトンが飛び出してきて、
「このバトンを回しながら呪文を唱えれば、あなたは魔法が使えるようになります。」だって。
半信半疑で、バトンを手に取ってみたの。そして呪文を唱えたら、18歳の大人のあたしになって、リングと翼を付けた ラッキーエルザ に変身しちゃった!
この日から、あたし、魔法少女として日夜、悪の組織M.I.C.R.と闘っているんだから。
今日も悪いミクロマンを懲らしめなくちゃ。
「アクエル、アクエル、ルルルルル〜♪
ぶりっこシャンニーは、ブサイクさんになーれ!」
「アクロパンサー、シャンニーのお尻に噛みつきなさいっ!!!」
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